カスタマーライフサイクルマネジメント

アドビバリューインセンティブプラン(VIP)にお客様を登録するのはほんの始まりでしかありません。サブスクリプションモデルを成功させるには、従来の取引形態よりもお客様の管理を強化する必要があります。お客様との継続的な関係を強め、サブスクリプション期間中ソフトウェアを最大限に活用できるようサポートすることで、お客様がビジネスの目標を達成し、投資から最大の利益を得られるように支援します。この結果として、更新率を高め販売を拡大することができます。

カスタマーライフサイクルマネジメント(CLM)は、メンバーシップ期間中のお客様との関係強化に役立ちます。

 

更新

お客様がサブスクリプションを簡単に更新できるようサポートし、次年度の投資拡大につなげる

 

 

推奨

 

更新に向けての早期準備

第40週

 更新時期が近づいていることをお客様に知らせ、見積書を送付します。財政計画に確実に更新を組み込めるように早めに行動します。 
 更新案内メール(10ライセンス未満)
 更新案内メール(26ライセンス以上)
 更新案内メール(一般)

第42週

 Reseller Consoleで更新ステータスをモニタリングし、契約応当日前にお客様が更新するようにフォローします。
 更新フォローメール

 

フォロー活動(必要時)

第48週

 引き続き更新ステータスをモニタリングし、更新期間が終了する前に再び連絡します。
 最終更新案内メール

有効期限終了後

 最後にもう1回連絡を取って、お客様が解約した理由を尋ね、再び契約してもらうための下地を作ります。
 再契約案内メール

任意項目

 

電話で連絡する

第40週

 お客様と更新についての会話を始め、お客様が早めに計画できるようにします。100%の更新を目指します。
 更新案内電話の言い回し

第44週~第48週

 電話で連絡してお客様の懸念を解消し、契約応当日前に更新することで現在のワークフローを維持できるように手助けします。 
 更新フォロー電話の言い回し

有効期限終了後

 最後にもう1回、お客様と話して更新しなかった理由を尋ね、再び契約してもらうためにできることがないか探り出します。
 再契約案内電話の言い回し

顧客の懸念事項

ソリューション

「デスクトップ版、モバイル版、サービスのすべてを必要としているわけではないのに、なぜCreative Cloudエンタープライズ版を購入する必要があるのですか?」

デスクトップツールだけではデジタル変革を成し遂げる上で十分ではありません。

Creative Cloud エンタープライズ版なら、コンテンツの制作を一気にスピードアップできます。チームの作業を数時間単位、さらには数日単位で短縮し、CCライブラリを介して最適な方法でコラボレーションできるようになります。CCライブラリを利用すればチームの作業時間が最大10分の1にまで短縮できることが、Pfeiffer Consultingの調査で分かっています。

さらに制作チームは次のことも実現可能

  • スタイルガイドを使ってデザインの整合性を確保
  • 面倒で時間のかかるデザイナーとデベロッパー間のWebワークフローをPS Extractで短縮
  • モバイルアプリ開発に対するIT部門への要求を削減
  • 社内のWebサイト、ビデオ、ソーシャルコンテンツをすばやく作成

お客様への資料:
Creative Cloudライブラリに関するPfeiffer Report

 

「Creative Cloudグループ版を既に使用しているのに、なぜCreative Cloudエンタープライズ版に移行する必要があるのですか?」

Creative Cloudエンタープライズ版には、Creative Cloudグループ版にないメリットがいくつもあります。

  • Adobe IDは個人用にひもづくIDですが、Creative Cloudエンタープライズ版をご利用のお客様は法人用ID(Enterprise IDとFederated ID)も使用できるため、このIDを使って、クリエイティブユーザーが制作したアセットを組織として所有することができます。
  • 専用の暗号化キーを用いて、保管しているアセットの暗号化をさらに強化できます。
  • SSOに対応しているため、Federated IDを取り入れている8割以上の大企業と同じように、企業のソフトウェアやアセットにアクセスして利用するユーザーの識別と認証を強化できます。
  • Adobe Creative Cloudエンタープライズ版のAdmin Consoleは、ユーザーの数に合わせて大量のユーザーを効率的に管理し、Active DirectoryやLDAPと同期します。これはITにとって大きな助けとなります。これらはCreative Cloudグループ版のAdmin Consoleには含まれていません。

お客様への資料:
法人向けCreative Cloudの概要

 

「Creative Cloudエンタープライズ版は高すぎます」

Creative Cloudを使うと、すぐに生産性とパフォーマンスの改善による効果を実感できます。新機能やアップデートはすべてリリースと同時に利用することができ、追加料金を払う必要もありません。また、年払いのため初期費用を抑えられ、予算が立てやすくなります。10ライセンス以上のご注文でボリュームディスカウントが適用されます。1つのVIP契約でAcrobat DCとCreative Cloudを一緒にご購入の場合も、まとめてボリュームディスカウントが適用されるため、コストを最大限に削減できます。

 

「Creative Cloudグループ版を既に使用しています。Creative Cloudエンタープライズ版へのユーザーIDの移行は、非常に複雑になります」

アドビでは、可能な限りスムーズかつ簡単に移行できるようにすることを最優先に考えています。そこで、Creative Cloudグループ版からワンクリックでユーザーを移行できるようにしました。さらに、セルフサービスのオンラインヘルプコンテンツでは、ステップバイステップで手順をご案内しています。

より専門的な内容については、エンタープライズサポート電話窓口にお問い合わせいただくと、技術担当のスペシャリストがリアルタイムでサポートします。