カスタマーライフサイクルマネジメント

アドビバリューインセンティブプラン(VIP)にお客様を登録するのはほんの始まりでしかありません。サブスクリプションモデルを成功させるには、従来の取引形態よりもお客様の管理を強化する必要があります。お客様との継続的な関係を強め、サブスクリプション期間中ソフトウェアを最大限に活用できるようサポートすることで、お客様がビジネスの目標を達成し、投資から最大の利益を得られるように支援します。この結果として、更新率を高め販売を拡大することができます。

カスタマーライフサイクルマネジメント(CLM)は、メンバーシップ期間中のお客様との関係強化に役立ちます。

 

積極的な利用

お客様が購入したアドビソフトウェアのすべてのライセンスを設定して積極的に使用するよう促す 

メンバーシップ開始から60日以内に製品とサービスの使用を開始したお客様は、開始していないお客様に比べて更新する可能性が高い

 

推奨

 

積極的な利用を促進する

第4週

 サブスクリプションに含まれるすべてのサービスと製品を使用してサブスクリプションを最大限に活用するようにお客様に促します。
 利用促進メール

 

任意項目

 

リソースと支援を提供する

第5週~第6週

 トレーニングビデオ、チュートリアル、アドビブログ、フォーラムなど、生産性をすぐに高めることにつながるすべてのリソースをお客様に案内します。 
 利用促進電話の言い回し

 サブスクリプションに含まれる機能、メリット、サービスの要約を提供し、積極的に活用するように促します。 
VIPのメリットの概要

 お客様が問題を抱えていないかどうかを探り出し、必要であれば状況に応じて支援します。
支援の方法

 

デプロイメントのモニタリングを続ける(必要に応じて)

第5週~第10週

 Reseller ConsoleまたはCLMデータを通じて、すべてのライセンスがデプロイされるまでお客様のデプロイメントの状態を把握します。 

 デプロイメントの問題を確認してサブスクリプションの活用を促す電子メールを送信します。
 未デプロイメントとなっているお客様へのフォローメール

 部分的に完了したデプロイメントをフォローし、すべてのライセンスを割り当てるように促します。
 部分的にデプロイメントをおこなっているお客様へのメール

顧客の懸念事項

ソリューション

「Creative Cloudのツールを全部は使わないと思います」

Creative Cloudのすべてのツールを、すべてのユーザーが毎日使用するとはアドビも考えていません。本当に使用するツールを簡単に選んで使えるように、Creative Cloudではすべてのツールが利用可能になっているのです。そのため、ユーザーが新しいスキルを身に付けたり、新しいメディアへ制作の幅を広げたりといったことも、ソフトウェアを追加購入するコストをかけずにおこなうことができます。

 

「ファイルを効率よく共有できません」

Creative Cloudは、クリエイティブ部門内での作品の共有を実現するように開発されました。個人フォルダーのセットアップ、ファイルのバージョン管理、共同作業者の選択のほか、チームのプロジェクトに関連するすべてのアクティビティを1つの場所に取り込むことができます。また、組織の内外でグループメンバーとのファイル共有も可能です。

Creative Cloudでは、100GBのクラウドストレージがご利用いただけます。このストレージを使うことにより、メンバー全員が大容量のファイルを閲覧、編集、保存、共有できるうえ、デバイス同期機能も備わっているので、いつでもどこでもプロジェクトを共有することができます。

 

「利用しやすいサポートが必要です」

Creative CloudとAcrobat DCではいずれも、ITの高度なサポートおよびエキスパートサービスがユーザーに提供されます。Creative Cloudグループ版の場合、管理者は、専用電話回線、電子メール、チャットおよびフォーラムでサポートを受けることができます。また、コンプリートプランでは、ユーザーは年間2回までエキスパートサービスのセッションを受けることができます。Creative Cloudエンタープライズ版の場合、管理者は、個別のオリエンテーションコールやデプロイメントサポート、優先的なテクニカルサポートなど、エンタープライズレベルのサポートを受けられます。ユーザーは、無制限のエキスパートサービスセッションを受けることができます。

Acrobat DCグループ版の場合、管理者には高度なテクニカルサポート、ユーザーには年2回までのエキスパートサポートセッションが提供されます。Acrobat DCエンタープライズ版の場合、管理者にはエンタープライズサポート、ユーザーにはエキスパートサポートが提供されます。