Substance 3Dセールスガイドの概要  >  事前準備

 

バーチャルフォトの対象者

eコマースや小売、消費財、家庭用品/家具、電子機器/家電、靴などの業界が、Substance 3Dバーチャルフォトのセールス戦略の対象となるお客様です。下表に、Substance 3D Collectionのバーチャルフォト機能により最も恩恵を受けると考えられる、これらの業界内でターゲットとする対象者の肩書き、職務、課題を示します。 

肩書き 職務 課題
意思決定者

クリエイティブディレクター

アートディレクター

デザインディレクター

総合的なクリエイティブコンテンツやキャンペーンの実施など、ブランドのためのクリエイティブの方向性と制作を推進する

新しいツールのための予算の必要性を主張する(予算を決める権限がない場合)

通常の写真撮影は時間とコストがかかり、市場投入までの時間が長くなり、収益を圧迫:

  • 写真撮影の初期コストだけでなく、修正のためのコストと時間がかかる。
  • 新たな撮影のスケジュールを組むと、数日から数週間かかることもある。
  • 撮影する試作品の制作にコストと時間がかかる。
  • 試作品の画像を修正するのは非常に手間がかかる。
  • 複数の各国市場向けにアセットをローカライズすると、写真撮影のコストが(多くの場合、大幅に)増加する。

従来の写真撮影と比べて、3Dの使用は専門的で費用もかかる:  

  • 3Dを外注すると、コストがかかりすぎ、作成と編集に何週間もかかる。
  • 従来の3Dツールは、習得に時間がかかるため、使用をためらう人が多く、習得と制作のための時間に追加の予算が必要。
  • 3Dが業務のごく一部に限定される場合、新しい3D機器にコストを投入するのは難しい。
  • 3Dを扱うには高い処理能力が必要なため、一度に1つのプログラムしか使用できない。
  • macOSと3Dは相性が良くない。
スタジオ/デザイン部門の責任者

スタジオ運営のための様々な日常業務と作業を監督する

予算を管理する

予算の優先順位について、制作部門の責任者やアーティストから意見を聞く

インフルエンサー
グラフィックデザイナー

マーケティングアセットをはじめ、様々なチャネルで使用するためのグラフィック要素を作成する

高い創造性を発揮し、成果物の新しい可能性を開く新しいツールを提言する

プロダクトデザイナー 製品やパッケージ写真用のリアルな画像を作成する
デジタルプロデューサー

複数の目的、イベント、ビデオ、印刷、広告のための多種多様なアセットを作成する

制作管理者として、アセットが納期内に納品され、クリエイティブブリーフの要件を満たしていることを確認する

フォトグラファー 撮影を計画し、セットで撮影、ポストプロダクションで編集、マルチチャネル向け最終画像を提出する