お客様が解決を必要としている問題を理解し、適切なソリューションを推奨していることがわかるように、収集したお客様についての情報とCreative Cloudが提供するメリットを結びつけることが重要です。情報は、「それは私にとってどのようなメリットがあるのか?」というお客様の質問に直接答える形で伝える必要があります。
関連付け-機能-橋渡し-メリット(LFBB:Link-Feature-Bridge-Benefit)とは
関連付け-機能-橋渡し-メリット(LFBB)構造の使用は、お客様の関心に訴えるように伝えるための簡単な方法です。
- 関連付けは、お客様が前に話したことの振り返りです。
- 機能はファクトです。
- 橋渡しは、「お客様」という言葉を使って機能をメリットへと転回させる短いフレーズです。
- メリットは、お客様がその機能をどのように使用または体験するかを示します。
下の例を参考に、お客様の具体的な課題にもとづいて、独自の「関連付け-機能-橋渡し-メリット」を構築してください。Creative Cloudのメリットは、このガイドの 「対象者別のメリット」ページ にお客様の対象者別に分類されています。
例
トピック | リモート共同作業 | デプロイメント | 共同作業 |
---|---|---|---|
リンク | COVIDによる在宅勤務制度があり、従業員はリモートで様々なプロジェクトに取り組んでいます。 | お客様のお話から、ユーザー管理の問題や、アカウントに含まれる様々なライセンスのトラッキングに問題があると伺いました。 |
Creative Cloudライブラリにより、個々のユーザーの作業速度が向上するだけでなく、共同作業も加速します。
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機能 | Creative Cloudグループ版の便利な機能に、お客様とチームのための中央リポジトリである、Creative Cloudライブラリがあります。ユーザーがデジタルアセットを作成し、共有ライブラリに保存すれば、他のチームメンバーはどのモバイルデバイスでも共同作業でき、リアルタイムにフィードバックを共有できます。 | Creative Cloudグループ版の役立つ機能に、あらゆる管理タスクの中央リポジトリである、Admin Consoleがあります。ユーザーの割り当てと解除、ライセンスのデプロイ、製品の追加、請求処理の管理を1つの中央コンソールウィンドウでおこなうことができます。メイン管理者が不在のときに管理作業を支援するサブ管理者を追加することもできます。これにより、ライセンスを完全にコントロールし、誰が何を使っているのかを把握できます。 |
Creative Cloudライブラリ内のアイテムが変更されると、アクセス権のあるすべてのユーザーに変更が自動的に反映されます。Pfeiffer Consultingのベンチマークによれば、Creative Cloudライブラリを使って共有すると、他の方法よりも8倍高速になります。 |
橋渡し | お客様とチームにとっての意味: |
お客様にとっての意味: | チームにとっての意味: |
メリット | チームはいつどこにいても接続された状態を維持でき、生産性が大幅に向上します。これにより、柔軟性が向上し、プロジェクト完了までの時間が短縮されます。 | 中央リポジトリであるAdmin Consoleでは、管理業務を一元的に処理できます。Adobe IDとパスワードでログインして、システムから直接ライセンスのデプロイを開始し、指定した日付にユーザーのコンピューターに直接インストールされるようにスケジュール設定できます。また、テクニカルサポートのリクエストやエキスパートサービスのスケジュール設定、デプロイメントパッケージの作成、請求処理の一元管理なども、すべてAdmin Consoleからおこなうことができます。 |
制作チームは、社内外の担当者と共同作業することで、作業を効率化できます。また、マネージャーは、全員が必要なときに必要な場所で、承認された最新のアセットを利用できるように管理できます。 |